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2007.10.31

上海自転車事故盗難防止対策委員会報告(7)自転車道の交通ラッシュ

実はこの2週間くらい中国国内からYOUTUBEへアクセス出来ませんでした。北京の方で党大会があったから?とか色々原因はささやかれておりますが・・・。もうこれはダメかな・・・と思いながら、今日ちょっとのぞいてみたらアクセスできました。

ちょっと試しに1本ムービーをあげてみます。
(たいした内容でないので恐縮ですが)

昔テレビで中国の映像が流れると、決まって北京天安門広場前の長安街あたりで自転車がたくさん走るところなどが写されておりましたけれど、最近中国では自転車離れが進んでいるので、ああいう感じではないのです。北京は最近行ってませんのでわかりませんけれど、上海だとこんな感じなのです。

この場所は現地では自転車の交通量が多いことで有名な四川中路です。南京東路との交差点で撮影しています。朝の交通ラッシュ時だとこれの2,3倍くらいになるのかな・・・この映像は夕方くらいに撮ったものなんですけれど。

最近は自転車からスクーターや電動自転車に乗り換えた人が多いので、こんな感じなんです。スピードも結構出しているので、端で見ていたり、道路を渡る時には怖い目にあいますが、流れに乗って走り出すとそれほどでもありません・・・でもやっぱり怖いですけど。

電動自転車に関しては、今度まとめて書くつもりなんですけど、ちょっとここで書きますと、やっぱりあれは危ないです。今、中国でも賛否両論あって色々いわれているんですけど、あれは危ない乗り物です。なぜかというと、乗っている人が危ないのです。日本にだってスクーターはあるわけですけど、免許を取った人が車道を走るようになっています。中国の場合は免許を持たない人が自転車道を走っているのです。電動自転車は免許なしで乗れるんですが、発動機はつけていないものの、強力なモーターでスピードもかなり出ますし、重量がかなりあるので、衝突とかすると危険です。免許が無くても乗れるので、運転者に交通ルールとか、安全への配慮が非常に薄く、ウィンカーもつけないし(装備されていないものが多い)、夜は無灯火です(ライトは装備されているんですけど・・・夜道での歩行者や前方車輌威嚇の為のパッシングには使います)。そういうのが自転車道を走るので、結局自転車の方が(時には歩行者も)危ない目にさらされるのです。

ただ、中国では対応が各地方自治体ごとになっていて、北京・広州ではNG、上海ではOKと、バラバラになっております。先日アモイに行って来たんですけど、その際に注意してみていたら幾つかの大通りでは「電動自転車通行禁止」の標識が掲げられておりました・・・けれど全然守られておりませんでした。

色々な議論がなされているみたいですけど、私の考えを書かせていただきますと、電チャリは中国の現状から考えると車道に出すことはやはり出来ない車輌です。だから自転車道で運用するしかない。そこで自転車とうまく共存できる方法をさぐるしかないと思います。その為には・・・

「免許制度の導入」・・・日本の原チャリみたいなのでいいと思うんですけどね。こういう制度の利権化とか、中国の行政は大好きだと思いますが、なかなかやりませんねぇ。自動車も運転したことがないようなおばちゃんとかもうそろそろおばあちゃん?みたいな人が交通規則も何も知らないで行きなり乗り出すわけで、先日は10歳くらいの子供が乗っているのも見かけました。スピードで目が興奮してて、周囲に構わずアクセル全開!・・・そういうのはやっぱり危ないと思います。

「リミッターの徹底」・・・やはり20km以下に抑えるべきでしょう。一応そうなっているみたいですけど、現状を見ているとどうもそれをオーバーしているみたいです。リミッターカットをしているのかな?それとも出力を上げているのか・・・

「二人乗りと併走の禁止」・・・二人乗りは危険です。こちらは自転車で走っている時にいつもヒヤヒヤしながら見ているのでわかるのですが、やっぱり二人乗りの電チャリは蛇行しています。積載重量と車輌の重量&パワーのバランスがあわないので、まっすぐ走れないのです。そして併走(二台以上が並んで走る)が結構多いのですね。これっておしゃべりしながら走っているわけで、だから非常にあぶないのです。

「ヘルメットの着用義務」・・・最近自主的にかぶる人が増えているみたいです。それでもやはり義務化ですね。

結局、ルールを作っても守らせるのが難しい国民性ですから、こういう面倒な対処をしていかないといけないのなら、全面禁止にしてしまって、自転車か公共交通手段に乗り換えさせた方が手っ取り早いわけで、北京や広州はそういう選択をしてしまった・・・ということですね。

まぁ、私がここで日本語でこんなこと書いていても、中国のお役人には伝わらないのだし、何の意味もないのですけど・・・これから中国で自転車生活(もしくは電チャリ生活)をされる方々の参考になれば幸いです。

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