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2008.01.30

インスタントラーメン発明記念館に行って来ました

香港の友人が大阪へ遊びにやってきました。「大阪城が見たい」、「たこ焼きが食べたい」、「お好み焼きが食べたい」・・・など、彼らのたくさんの要望の中で一つ変わったものがありました。「インスタントラーメン発明記念館に行きたい」・・・それって何だろう?と思いました。というのも私は長く中国に居りますし、中国で住む前にはずっと東京におりましたので、そういう記念館が大阪にあるとは全く知らなかったのです。


こちらがその「インスタントラーメン発明記念館」。大阪府池田市にあります。
阪急電車池田駅から歩いて10分足らずくらいの場所です。


展示で一番最初に目に飛び込んでくるのはこの「インスタントラーメントンネル」でしょう。最初の「チキンラーメン」から最新の製品に至るまでが、時系列・種類別に展示されております。


これがその全ての始まり「即席チキンラーメン」です。うちの母親にこの写真を見せましたら、とても懐かしそうにしておりました。

「千金蕎麦」こんなのもあったのですね。どんな味がするものなのか食べてみたくなります。

「即席チキンラーメン+プラスカレー」。その後もこの「プラスカレー」は何度か出てきますし、その後で発売になる「カップヌードル」にもカレー味はありますので、日清食品はかなり初期からカレー味にはこだわっていたみたいです。

この子供のイラストは!彼とは何年ぶりの再会でしょうか。昔のチキンラーメンのパッケージにはこのイラストが入っておりましたね。

現在のイラストはこのヒヨコですね。

日清食品の創業者、安藤百福氏がチキンラーメンを開発した小屋を再現しております。

小屋の中の厨房です。こんな小さな厨房で「世紀の発明」が誕生したという事に驚きを感じます。

浅間山荘事件の時に、警察のみなさんがカップラーメンを食べていたのがメディアで何度も写されて、人気が出たのだとか。こうした歴史資料なども多く展示されております。

「スペース・ラム」・・・宇宙で食べるラーメンですね。無重力空間ではお箸を使って食べるわけにいかず、こういう容器でチューチュー吸うようです。

「マイ・カップヌードル・ファクトリー」・・・カップヌードルの具を自分で好きなように選んで、自分好みのカップヌードルを作れます。

こんな容器に入れて記念に持って帰ります。そういえば梅田辺りでいるとたまにこういうのを肩からさげている人を何度か見かけましたが、ここへ参観に来られた人だったんですね。

安藤百福氏について

こちらが安藤百福氏。ウィキペディアで調べてみると台湾出身の方だそうです。・・・なので中国からすれば「インスタントラーメンの発明者は中国人」ということになるのでしょうか。

安藤氏が使われていたiPOD Mini。90歳を越えられてもこうして新しいモノを積極的に使われていたということに敬服致しました。うちの親はまだ60歳ですけど、iPODなんかロクに使えません。

安藤氏が使われていた腕時計。セイコーのスピリットですね。日・曜日表示付きのクォーツです。私は腕時計が好きなので、腕時計からその持ち主の趣味やら性格を推し量るのが好きなんですけど、シンプルなデザインで、でもしっかり抑えるべきは抑えていて、見やすい文字盤デザインですから、安藤氏はやはり亡くなられるまで実用を重んじて質素を尊ばれていたのではないかと思います。でも、大金持ちなのでしょうから、実際に使われていた腕時計は別にあったんじゃないでしょうか?少なくともロレックスとかジャガールクルトとかパテック・フィリップとか・・・

・・・と思って写真を改めて見直してみると、袖口にチラっと腕時計が見えますね。よく観察してみるとどうも展示されているものと同じみたいです。たぶんこの写真は服装からして、叙勲された時に撮影されたものではないかと思うのですが、叙勲の時にもセイコースピリット(クォーツ)を着けられていたとは!本当にエライ人というのは、こういうものなのかも知れません。

自転車との接点

このままでは全然自転車と関係のないネタになってしまいそうなので(最近アップするネタはそういうのが多くて恐縮ではありますが)、ちょっと付け足しますと、この記念館では自転車に関する事が3つあります。

一つはこれ。開発小屋の前に古い自転車が置かれております。安藤氏が実際に使われたものではないと思いますが・・・よく見ると「FUJI CYCLE」という文字があります。こんな自転車に乗って、狭い小屋の中でインスタントラーメンの開発に励んでいる当時の安藤氏のことを想像すると、やっぱりすごい人だなぁ、と思います。私も自転車に乗っていますし、部屋は狭いのですが(笑)、そういう中でも「世紀の発明」は可能なのですね。ちょっとやる気になりました。

家の裏にはリアカーがありました。実際に安藤氏がリアカーを使われていたのかどうかわかりませんが、インスタントラーメンの開発で色んな資材を自分で運搬しなければならなかったでしょうから、自転車+リアカーは大活躍したかも知れません。でも確かに今でもこういうリアカーがあれば個人レベルでの運搬能力は飛躍的に向上しますね。マンション暮らしだと置く場所に困りますが・・・。

記念館の裏は駐車場になっているのですが、自転車置き場もちゃんとご用意されております。閑静な住宅街の一角にあるので、比較的安心して停めておけるかな?ロケーション的にも自転車で行って見るのにちょうどいいかも知れません。


インスタントラーメン発明記念館
所在地:大阪府池田市満寿美町8-25
最寄駅:阪急電車宝塚線「池田駅」下車 (阪急梅田駅から急行で約20分)
満寿美町方面出口から徒歩約5分
開館時間:9時30分縲鰀16時 (入館は15時30分まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日が休館)、年末年始
入館料:無料
ご案内ダイヤル:TEL(072)752-3484 *9:00縲鰀16:00
公式ウェブサイトhttp://www.nissin-noodles.com/

魔法のラーメン発明物語―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

著者/訳者:安藤 百福

出版社:日本経済新聞出版社( 2008-08 )

定価:¥ 730

文庫 ( 209 ページ )


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