« | »

2008.12.19

夏目漱石と野口英世

うちの母は店をやっておりまして、喫茶店なのか飲み屋なのかよくわからん店なのですが、夜になって家に帰ってくると、1日の稼ぎを勘定するのが日課となっております。

先日、母が「ちょっとちょっと!はよきて!」と大声を出すので、さて一体何があったのやら、と思って母の部屋へ行きますと千円札をたくさんもって大騒ぎしております。

「1枚だけ、ちがう顔の千円札がある!・・・ニセ札やろか!」

dsc01608

母の言う「ちがう顔の千円札」とは上の夏目漱石の方です。

「髪型がちゃうねん!」

おばはん・・・それは旧札やがな・・・

夏目漱石から野口英世への交代というのはあんまり大きく騒がれずに、気がついたら変わっていた・・・という感じでしたので(当時私は日本にいなかったので、リアルタイムでの当時の日本の雰囲気というのは今ひとつよくわかっていないのですが)、そのためにたまに夏目漱石がまざっているとおかしな気がするんでしょうか。

それにしても私自身、夏目漱石の千円札が既に希少な存在となっていることに気がついておりませんでした。

よーく見てみますと

・夏目漱石も野口英世も着ている上着とネクタイの色はよく似ている。

・シャツのエリが違う

・夏目漱石はベストを着ている。

・二人とも鼻の下にひげを生やしている

・大きな違いは髪型くらい

肖像画以外も、全体のデザインは似たような感じですので、それが紛らわしいといおうか、あんまり変化を大きくして、混乱するのを防ぐためだったんでしょうかね。

2004年の暮れぐらいだったと記憶しているのですが、香港でもお札のデザインが変わりまして、それで北京へ旅行して銀行で香港ドルから人民元へ交換しようとした時に拒否されたことがありました。デザインが変わってしまっているので、本物かどうか判断つかないので、交換は出来ません・・・と。あれは確か北京駅近くの招商銀行だったと思うんですけど。

銀行には外貨の写真集みたいな資料が用意されておりまして、見たことがないお札がくると、それを見て確認するらしいです。私にも見せてくれました。「ほら、あなたの香港ドル紙幣はこの写真集の中にない」と。

海外で千円札を交換することはなかなかないとは思うんですけど、やっぱり新札が出回った時には海外で「あなたの千円札の中の肖像画は、我々の資料の千円札とは髪型が違うのですが・・・」というトラブルはあったのでしょうか。

まぁとにかく、おもろい母を持ったものだとうれしく思いました。

アナタの財布も危ない!ニセ札の恐怖 (扶桑社新書)

著者/訳者:松村 喜秀

出版社:扶桑社( 2007-08-30 )

定価:¥ 714

Amazon価格:¥ 714

新書 ( 181 ページ )


トラックバック URL

コメント & トラックバック

現在コメントはありません。

Comment feed

コメント入力