2009.03.07
【上海】人民公園の中にある南極石
上海の人民公園の中というのは、その周辺がものすごい人だかりでごった返しているのにも関わらず、その中心にあって人だかりはまぁそこそこという場所でして、結構好きな場所です。
その人民公園の中に南極石があります。わかりやすいですね。中国人の感覚からいって、どうしても文字を書かないと気がすまないみたいです。
中国人が南極に到達したのは1985年のことです。その時の記念としてこの石が持ち帰られて、記念として人民公園に置かれているわけですが・・・1985年?・・・中国が南極に到達したのは意外と遅いのです(日本人は1912年に南極へ上陸しています)。もしあなたが中国人の友人とこの石の前を通りかかったとして、そのことに話題が及んだ場合、本当の話を持ち出すのは非常に危険なことです(それがただ事実を伝えるだけだとしても)。もし友人に「日本はいつ南極に到達したのか?」という質問をされましたら、「日本が南極に?・・・ああ、最近のことじゃないかな?よく覚えてないね。全く記憶にない・・・たぶんまだ日本人は南極に行ってないんじゃないかな?」などと言っておけば、友人は得意満面になって、更に仲良くなれることでしょう。「日中友好」というのは、忍耐と努力と少しの嘘(又は「機転」とでも言いましょうか)で円滑に実現するものなのです。
著者/訳者:白瀬 矗
出版社:日本図書センター( 1998-08 )
定価:¥ 1,890
Amazon価格:¥ 1,890
単行本 ( 298 ページ )















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