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2009.09.26

「アリバイ自転車」という考え方、「YSー11」という選択

兵庫県南あわじ市沼島
▲兵庫県南あわじ市沼島

淡路島の南にある沼島へ行きたいという話しを少し前に書いたけれど、他にも幾つか行きたい島があって、少しづつそれらについて調べている。最近すっかり島オタクになりつつある。島のことはまた別の機会に書くとして、やはり自分としては島にも自転車で行きたいと考える。そうでなければ、何かが間違っているような気がしてならない。

但し色々と検討していると、自分が行きたい島というのは大体小さい島である。しかも遠いところにある。元々大阪の近くには島はそんなにないのである。舞洲とかは論外である。大正区には恩加島とか千島があり、港区には池島があり、此花区には四貫島があり、西区には江之子島があるものの、やはりこれらは「島」とは呼べない。島らしい島。四方を海に囲まれた、船でしか行けない場所。そこに敢えて自転車を携行する。これぞ男のロマンではなかろうか。

ところが、例えば沼島の場合、全周10km程度である。

http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/index/page/20106823853aa9e6594239f4651b3d40/

たぶん、ロードレーサーで疾走するような場所ではないような気がする。

時間の都合上、バスで弁天町から淡路島まで移動し、片道17km程度を自転車で走って、土生港まで行って船で沼島へ渡ろうと考えている。こうすると、自転車に乗るのはその片道17km×2+沼島でのいくらか・・・だけである。

証明のための自転車

他にも行きたいと考えている島は幾つかあるが、それらはなかなかの距離があり、途中輪行するほか無い。そして沼島よりも小さかったりする。そうすると、ますます自転車はそこまで運搬するだけのものであって、あまり積極的かつ充実した役割を負わされていないものになってしまう。とりあえず自分の自転車欲を満たすだけの、一応「自転車で行ってみました」という「アリバイ」しての存在でしかない。

「アリバイ自転車」・・・これは少しいかがわしいと思うものの、考え方によっては非常に精神性が高いものであるような気がしないでもない。そんなにたっぷり走るわけでもないので走行性能はあまり問わない。その存在のみにおいて、私が(一応)自転車でそこへ行ったのだという証明をしてくれるものであればそれでよいのだ。

すぐに思いついたのは、別に走らなくともよいのだから、小さな自転車の模型でも持っていけば良いのではないか、ということである。

1/8 ミニチュアサイクル コレクション キャノンデール レーシングバイク System Six Team1

1/8 ミニチュアサイクル コレクション キャノンデール レーシングバイク System Six Team1

定価:¥ 13,440

カテゴリ:おもちゃ&ホビー

発売日:2008-07-07


なかなか良さそうではないか。何といってもキャノンデールである。コンポはデュラエースらしい・・・。

しかしこれでは詐欺である。自分を偽るのはよくないことだ。何百キロと自分の足で走ろうとしない軟弱自転車野郞であるものの、かといって詐欺は良くない。一応ちゃんと乗って走ることが出来るものでなくてなはらない。

我が愛機、トランジット7は現在上海出張中であるし、重さが12kg以上あるはずなので、ちょっと苦しい。彼を輪行するくらいなら、OCR3300を持っていった方がまだ楽なのである。

そこで超軽量の折りたたみ自転車なんかがあれば良いのではないかと考えた。10kgを切っている方が良い。アリバイが目的なので、変速はいらない。必要最低限走る機能が備わっていて、軽ければそれでいいのである。

パナソニック・トレンクル6000
http://cycle.panasonic.jp/products/compact/PEHT3.html

オールチタンフレームでフロントフォークはカーボンである。重量6.9kg。なかなか理想で記であるものの、価格は33万円。アリバイのためだけに33万円をだそうという気にはなれない。安いモデルもあるそうだが、それでも8万円くらいである。もっと安いものはないのだろうか?

Pacific Cycles Carry-me キャリーミー

Pacific Cycles Carry-me キャリーミー レッド CM-R

Pacific Cycles Carry-me キャリーミー レッド CM-R

定価:¥ 63,000

カテゴリ:スポーツ用品

発売日:2007-04-10


パシフィックは以前サイクルモードで試乗した事がある。パシフィックの方々には申し訳ないがあまり乗り心地の良いものではなかった。これで17kmを走ろうとすれば、かなり大変そうである。7.9kg。57800円。あともう一声!価格と重量と走行性能がなんとかならないだろうか?

(有)バイク技術研究所・YS-11ライト

ys-light-nf-w450
▲写真は(有)バイク技術研究所のページより。

http://bikes.health-life.net/ys-bike-light.html

これは・・・かなりよい。重量は7.4kg。価格は41800円(税抜き)である。フレームを畳めるようになっているモデルもあるがそちらはちょっと高くなる(本モデルはハンドル部分しか畳めない)。他の方々のブログなどを参考に見てみると、折りたたみは結構手間がかかるので、このライトモデルの方がいい・・・みたいなことを書いてあった。安くなって、軽くなって、強度は増したのであるから、やはりこちらの方がいい。タイヤは14インチとあるから安心して走られそうである。

でもYS-11って・・・

これですなぁ・・・この甲高いエンジン音。子供のころによく乗った。大阪空港に行くと、いつもこの甲高い音が耳についた。耳障りなようで、今となっては懐かしくもあり、心地よくもある。

折り畳み自転車 『YS-11自転車シリーズ』 とは?

日本の空から退役した国産旅客機YS-11が超軽量の折り畳み自転車として復活しました。 折り畳み自転車「YS-11」の開発者は国産旅客機YS-11(日本航空機製造)の元技術者です。

私は、こういうものに非常に弱い(笑)。

飛行機の魂を受け継ぐ折りたたみ自転車・・・その高き精神性は、アリバイ自転車にふさわしいかも知れない。前向きに検討してみようと思う。

YS‐11、走る!―たった一人で世界と闘う技術者魂

著者/訳者:白井 健次 岩崎 寿次

出版社:徳間書店( 2008-02 )

定価:¥ 1,470

単行本 ( 188 ページ )


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