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2009.10.04

中国人へのおみやげものとアウスレンダー・コンプレックスと地産地消

キャットアイ CC-MC100W サイクルコンピュータ ブラック マイクロワイヤレス
キャットアイ CC-MC100W サイクルコンピュータ ブラック マイクロワイヤレス
・走行時間:2時間1分56秒
・走行距離:38.24km
・平均速度:18.8km/h
・最高速度:38.4km/h
・積算距離:4228.1km
※:上記はOCR3300による走行記録です。


中国の友人から「次に中国へ戻って来る時はアレを買って来て欲しい」と言われる事が多い。

でも、調べてみるとそれらのほとんどは中国製品である。もちろん中国でも入手可能である。値段もそんなにかわらない。

友人に「でもそれって中国製品だぜ」と伝えると、がっかりされることが多い。

「なんだ、あれは中国製品だったのか」と。

日本で売っているモノは日本製品で、中国製品と違ってとても優れているものなのだ・・・という思い込みがあるらしい。でも、現在日本国内で生産しているモノというのはそんなに多くは無い。よほど伝統工芸品であるとかでも無い限り、純日本製というものは探すのが難しいのではないか。

この手の生産国幻想の甚だしきはカメラであろう。かつて私もドイツ製のカメラに、旧ソ連製のカメラに、はまった時期があったものの、今はそういう幻想は全く無い。きちんと使えればどこの国でもいいではないかと思うようになった。当たり前の答えに行き着くのに、いったいどれだけの歳月と金を費やした事であろうか。

「アウスレンダー・コンプレックス」という言葉があって、自国以外の生産物にあこがれることを意味するのだけれど、このようなコンプレックスは一体どこから湧き上がってくるのだろうかと思うことがよくある。自分自身これにとりつかれた経験があるので、余計に不思議に思う。今となってはどうでもいいと思っている。

でも先日、遠方の知人から「イチジクは藤井寺のものが美味しい」と聞いて驚いた。そんなこと大阪に30年以上住んでいても知らなかったし、大体藤井寺でイチジクを生産していること自体知らなかった。考えてみれば大阪府で生産されている農作物とか食品というモノに対して全く無知であって、もとより大阪府でその手のものを生産しているという認識そのものがなかった。

自転車で走っていると、自分の住んでいる場所から少し離れたところまでを、ずっと観察しながら走ることになるのだけれど、こんなところに畑があったのか・・・とか、こんな知らない名産物があったのか・・・という発見をすることが多い。自転車の視点というのはとてもドメスティックでリージョナルな視点であって、改めて自分の住んでいる地域についての見識を高めてくれる。

「国産品を買いましょう」という思想ではなく、自分が住んでいる地域の生産物を知りたい・食べたいという欲望が、このところ少しづつ自分の中に高まってきた。

しかし闇雲に自転車を走らせて、買い物をしても効率が悪いので、先に下調べをしてみようと思う。今後その下調べについてこちらのブログに公開してみようと考えている。

地域の力―食・農・まちづくり (岩波新書)

著者/訳者:大江 正章

出版社:岩波書店( 2008-02-20 )

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