2008.07.21
船旅日記(5)360度の水平線
翌朝起きだして、甲板にあがると、もう陸地は見えませんでした。
朝7時時点で、この位置です。新鑑真号ではこうやって何処に居るのかを教えてくれるようになっています。といっても1日2回くらいしかこの位置は変えませんけど。この後で五島列島が見えてくるのですが、それでももうこの位置で360度水平線しか見えないのです。

左側を見ても
右側を見ても
後ろを見ても、水平線だけです。
甲板でずっと水平線を眺めていると、普段心の底に積もり重なった言い出すことの出来ない全ての思いが、溶けていくような気がします。大きく大きく深呼吸を何度も繰り返して、肺の中の空気の全てを吐き出して、海の上の空気を身体のすみずみに行き渡らせます。上海と大阪の間を行き来するのは、別に船で無くってもいいのですが、この水平線が見たくって、ほぼこのためだけに船に乗っているようなものです。もしこの海の上を自転車で走ることが出来るのならば、それが一番いいのですけどね・・・甲板にトランジット7を持ち出して・・・と考えましたが、それはやっぱり思いとどまることにしました(笑)







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